HG Gセルフ(大気圏用パック装備型) (素組み)
Gのレコンギスタより、Gセルフ(大気圏用パック装備型)の素組みレビューです。
2014年9月発売 1,600円(税抜)
ランナー
トリコロールな配色も成形色で再現されています。
クリアパーツはUV素材でできており、紫外線に反応して発光するようになっています(記事の最後のほうの写真参照)。
まずはパック無しの状態で
頭が大きく、手足が短い独特のプロポーションが再現されています。
そのため、細身のMSに多い華奢な感じがなく、どっしりしてて安定感を感じます。
上半身
腕部は合わせ目が目立たない構成になっています。
頭部も前から見て合わせ目が見えないようになっていますが、頭のてっぺんにはバッチリ合わせ目があります。
形状も複雑なので、合わせ目消しの作業はなかなか大変そうです。
色分けはやや厳しめ。
特に頭部は設定画と比べてほとんど色分けされていません。細かい塗装部が多いので、ここの塗装作業も大変そうです。
そのかわり首のポリパーツをカバーするパーツがあるので、ここの塗装は楽そう。
胴体にはクリアパーツが使われていますが、その横のアバラの部分、肘の部分、ビームサーベル収納部(鎖骨)、頭部のクリア部分はシールでの再現。
クリアパーツとシールを併用すると、ちぐはぐな感じになってしまうので、ここら辺も気合でパーツ分けしてほしかったですね。
肩の側面には排気口(?)が成形されていますが、モールドが甘く、中途半端な位置に合わせ目も出ているためここも改修しようとなると手がかかりそう。
下半身
脚部についても前からは合わせ目が見えにくい構成になっています。
そのかわり側面に合わせ目がしっかり出るので、要加工です。
大気圏用パック装備
大気圏パックは色分け完璧です。
ただ、真ん中のF91っぽいバーニア部にはど真ん中に合わせ目が出てしまっています。
収納状態にすることも可能。
シールド(アメリア製)が付属。
シールドは見た目通りの2パーツ構成。
写真には撮ってないですが、裏面はスカスカです。
ビームサーベルはターンエーっぽい細身のものが付属。
可動範囲は標準的。あんまりガシガシ動くタイプではないですが、その分デザインが崩れないように配慮している印象です。
以上、Gセルフ(大気圏用パック装備)の素組みレビューでした。
マイナスポイントばっかり挙げたレビューになってしまいましたが、それも愛ゆえ(?)。仕方ないです。
作品も含めて大好きになった機体ですので、満足いくものに仕上げてあげたいです。
↓オマケ↓
発光テスト
通常
ブラックライト
電飾がついてるかのように、きれいに光ってくれます。
蓄光シール(左足だけ)
KAERUCUBE INDUSTRYさんで紹介されていた蓄光シールを貼っています。
Gセルフを作ろうとする上で一番の悩みどころというか、個性の出しどころが「発光表現」だと思います。
去年のモデグラの表紙を飾った「電飾Gセルフ」が完成形だと思うんですが、あんなの再現できる技術はないし。
ブラックライトもきれいなんですが常時点けてられるわけじゃないし、紫外線は塗膜に悪影響っぽいし。
じゃあどうしようとなったときに辿り着いたのが「蓄光」。
色々調べた結果、上記サイトさんのが最高にカッコよかったので、真似させていただくことにしました。
(あっさり承諾してくださりました。ありがとうございます!)
このシール、めっちゃ光ります。写真ではあんまり光ってない感じに見えますが、実際はくっきり。
この蓄光シールでの発光表現を軸に作成してやりたいと思います。ただ製作途中のが複数あるので、取り掛かるのがいつになるかはわかりませんが・・・。